ハーレー 誕生した歴史

ハーレーと言えば、日本でも人気があるアメリカのオートバイメーカーです。独特のエンジン音やカスタマイズ性の高さから多くのファンを集めていますが、ハーレーはどのようにして誕生したのでしょうか。

初めてハーレーが作られたのは1903年のことで、アメリカのウイスコンシン州でウイリアム・ハーレーとアーサー・ダビッドソンの二人によって開発されました。この初期のハーレーはトマト缶をキャブレターに使うなど手作り感のあるものでした。
その後、ダビッドソン家の裏庭に小屋を建ててバイクの生産を本格的に行うようになり、1906年には55台のバイクが生産されます。そして、1907年にハーレーダビッドソンは会社として正式に成立しました。

エンジン

1909年にはハーレーの代名詞とも言えるVツインエンジンの量産が始まります。バイクの知名度も次第に高まっていき、1914年にはアメリカの郵便車として採用されました。4,800台以上のバイクが郵便配達に使われるようになり、アメリカを代表するバイクとしての地位を確立していきます。
1929年に起きた世界恐慌では大きな打撃を受けて生産量が激減しましたが、新型エンジンのナックルヘッドの開発に成功、ハイウェイ・パトロールに採用され、高い評価を得ます。

ハーレーはエンジンの開発やモデルチェンジを繰り返しながら成長し、現在まで続く人気バイクメーカーとなっています。

Menu